は じ め に

(ホブザス)は、主にシートクッションを制作・販売しているお店です。
シートクッションを作るようになったきっかけは、シートクッションを探していた時に、
椅子のサイズやデザイン、部屋の雰囲気にも合うシートクッションを見つけることが、
思いの他難しいと感じたからです。
シートクッションを変えるだけでも、椅子や、部屋の雰囲気が随分と変わります。
お客様の椅子にあったデザインが見つかるように、
少しづつ生地を種類を増やしていきたいと考えています。

HOBZAS(ホブザス)を創め創めた頃には考えていなかったことですが、
その職業柄、ミシンやパソコンに向き合っての作業が多く、腰痛に悩まされるようになったことで、
腰痛を緩和出来るようなシートクッションも作りたいと思うようになりました。
腰痛の症状は人により異なりますし、その原因も様々ですが、いずれにしても、
腰椎の前湾を正しく保つことが腰痛の予防や治療に有効のようです。
腰痛を緩和するシートクッションを作るうえで、腰痛に関する著書などの資料から
参考にしたことや、注目した点など、「column」で簡単にまとめて紹介しています。

腰痛と姿勢の関係

人が自然に立っているときの正しい姿勢は、首が前に、胸が後ろに、腰が前に
湾曲して、ごく緩やかなS字のようなカーブをつくっています。
このS字状のカーブが正しく保たれていれば、背骨や腰に余計な負担がかからず、
背骨や腰周辺の筋肉も最小限の力で立ったり歩いたりすることができます。
しかし、だんだん歳をとると、腰椎の各部分の変性や背骨全体の変形が生じるようになり、
骨の構造が歪んで、程よいS字のカーブを保てなくなってきます。そうなると、
悪い方向から腰椎に負荷がかかって、さまざまな腰痛の病気が起こりやすくなります。
老化による骨の変形、姿勢の歪みは誰にでも起こり得ますし、元には戻せません。
高齢により腰痛を患うことは、仕方のないことかもしれません。
しかし、若いうちは、たとえ姿勢が悪くても、意識すれば姿勢を正すことができます。
よい姿勢を維持するようにしていれば、神経や血流の通りもよくなるため、
さまざまな体の症状も改善され、老化による骨の変形も遅らせることができるそうす。
また、良い姿勢を心がけ、腰に負担がかかりすぎる動作を控えていれば、
若い人に多いヘルニアなどの腰痛の多くは改善されるそうです。
日頃から意識して、良い姿勢を保つようにしたいものです。

LLST療法(腰椎前湾維持療法)

LLST療法とは、腰の自然な前湾を維持するために考案された保存療法
(手術以外の治療)のことです。
正しい姿勢を保つことが、腰椎にかかる負担を減らし、
腰痛の予防や治療に効果的であることは前項でも触れましたが、
デスクワークの多い人は長時間、椅子に座って仕事をしますので、
どうしても腰椎の状態が後ろに曲がりがちになってしまいます。
そこで、LLST療法では、日常生活で中腰の姿勢をとるときに、
補助用具を用いて、腰椎の正しい前湾を維持することを推奨しています。
LLST療法で使う補助用具は、特別なものではありません。
ウエストポーチにタオルなどを詰めて、腰あてとして利用し、
腰椎の前湾を維持する方法や、前下がりの傾斜がついた座板を
デスクワークの椅子に敷いて、後ろに曲がりがちになる腰椎を、
前反りに維持しやすいようにする方法や、座板のかわりに、
おしりの後ろ半分にタオルを巻いたものをしく方法などが紹介されています。
当店で扱っております腰痛対策シートクッションとは、
このLLST療法に基づいて設計したシートクッションになります。

椅子選びのポイント

家庭や職場など、私たちは1日の多くの時間を椅子に座って過ごしていますので、
椅子選びはとても重要です。
椅子を選ぶ際には、まず座った時にひざが直角になる高さのものを選びましょう。
シートが高すぎると、足が床につかず、太ももの後ろが圧迫されるように感じます。
また、低すぎると、どうしても腰が丸まり、疲れやすくなります。
家庭で使用する椅子を選ぶ場合は、必ず靴を脱いで高さを確認するとよいです。
カタログで選ぶときは、今使っている椅子の高さと照らし合わせて検討しましょう。
高さを調節出来ない椅子でも、デザインや素材によっては脚をカットできるものも
あるそうなので、問い合わせてみましょう。
その他にも気をつけるべきポイントはいろいろあるでしょうが、
尾てい骨から腰を立てるような感覚で、背筋をまっすぐ伸ばして座れる椅子であれば
良いと思います。背もたれに寄りかかる必要はありません。
見た目や一見の「楽そう」にまどわされず、じっくり座り心地を確認して、
選ぶようにしましょう。
また、良い姿勢を保って座るには、腹筋や背筋を鍛えておくことも肝心です。
腰痛対策には、適度な運動こそ大切だと言われています。